その他

どっちが悪い?煽り運転が悪いんじゃないの?時系列の法則!【運転指導者向け】

こんにちは

現役大型トラックドライバーのハナです。

 

先日ツイッターでとても興味深いこと

目の当たりにしたので、

僕なりに分析した結果を解説します。

 

まず大前提として現在の日本では

「どんな理由があっても煽り運転は…」です。

言い換えるならば

「煽り運転より悪いことは無い」です。

 

ちなみに僕はこれには反対なので

文末にも関連記事を貼っておきますので

こちらも読んでみてください。

「どんな理由があっても煽り運転は…」に物申す!

 

結論を先に言いますと、

時系列が全てのようです。

 

では解説していきます。

 

CMでお馴染みの保険会社も一括で見積もり可能!
バイク保険一括見積もあり! 
インズウェブ自動車保険一括見積もり

煽り運転をスマホで撮影

 

先日ツイッターで見かけた内容とは・・・

前方にも他の車が居て、撮影者さんが

ノロノロ運転をしているわけでもないのに

大型トラックにベタ付けされて

煽り運転を受けている動画が投稿されていました。

 

これはドライブレコーダーの映像ではなく、

運転しながらスマホで撮影されたものでした。

 

この煽り運転は、

同じ大型トラックドライバーをしている

僕としては目を疑う映像でした。

本当にベタ付けなんですよね。

 

大型自動車に全く縁の無い人は

わからなくて当然なのですが、

この状態というのはベタ付けされている方は

「死と紙一重」の状態なんです。

 

大型自動車というものはどの種類であろうと

乗用車とは比べ物にならない重量があります。

 

つまり・・・

衝突したときの威力がケタ違いなんですね。

 

撮影者さんが何かで減速した場合

その瞬間に死ぬ可能性がある状態でした。

 

動画に対してのコメント

 

僕はこのコメントに驚きました。

かなりの数で

「運転中にスマホはダメでしょ?」

「ながらスマホじゃん」

「人のこと言えないでしょ?」

などのコメントが寄せられていました。

 

え!?

煽り運転がこの世で

一番の悪じゃなかったっけ!?

ん!?どした!?

 

と言うのが僕の素直な感想でした。

 

もちろんツイッターなどには

「ただ言いたいだけのヤツ」も存在します。

内容とかどうでもいいわけです。

粗探しして何か文句をつけたい。

 

しかし、見ている限り・・・

そのタイプはいくら居ても半数という印象です。

あとの半数は本気で言っているように思えました。

 

現在の日本では間違いなく

「どんな理由があっても煽り運転は…」です。

 

明らかな原因がある場合は両方悪い!

と言う人は少数派です。

ちなみに僕はこの少数派の方です。

 

では、いったい何が起きているのでしょうか?



「先か後か」・・・時系列の法則!

 

結論を先に言います。

時系列で「後にきた方を悪くしたい」傾向にある

ということです。

 

今回の件はテーマが「ながらスマホ」ですから

これ以上は無いぐらいわかりやすく比較できます。

 

よくある代表的なパターンはこちらです。

ながらスマホでノロノロ運転

さらに軽くフラフラと蛇行運転

後車がさすがに頭にきて煽り運転開始。

 

この場合

「どんな理由があっても煽り運転は…」が

発動します。100%発動します。

 

ここで、

「そんな危険な運転をして、

 周囲にケンカを売ってるんだから

 一定の確率で買われるのは当然だ」

と言える人はほとんど居ません。

 

煽った方「だけ」を悪くします。

 

 

では今回の場合はどうでしょうか?

すでに煽り運転が発生している

証拠を残すためスマホで撮影

(ながらスマホ)

 

「運転中にスマホはダメでしょ?」

となるわけです。

 

・・・

 

おいおい(゚Д゚;)!?

簡単にひっくり返ったがな(゚Д゚;)!!

 

これは非常に・・・

 

興味深い・・・

 

ハ ナ
ハ ナ
本当に本当に興味深いです!

 

前者に関しては完全に自分の欲を満たすために

ながらスマホをしています。

誰かと連絡を取っているのか?

調べごとをしているのか?

動画を見ているのか?

 

まあ・・・

しょっちゅう街中で見かける光景です。

 

結果、周囲に危険かつ迷惑な運転になり

周囲から敵対視されるわけです。

当然ですよね?

 

次に後者ですが、

スマホで撮影していたことから

運転している車にドライブレコーダーは

搭載されていない可能性が高いです。

 

もうすでに「死と紙一重」の状態ですから、

最悪の場合のことを考えて・・・

証拠を残していたんだと思います。

自分が死んでもスマホが生きていれば証拠を残せます。

 

もしくは・・・

ドライブレコーダーを搭載しているが、

後ろのバカがわかってなさそうなので

録画しているところを見せて

煽り運転をやめさせようと考えた可能性もあります。

 

 

前者はただの欲

後者は特別な理由がある・・・

でも後者を悪くする・・・

 

僕は間違いなく後者の人と同じことをします。

ルール違反だろうがなんだろうがします。

理由は命がかかっているからです。

 

わかりやすい例えとしてはこれです。

あなたは今「徒歩」で移動中です。

後ろから凶悪犯がナイフを持って走って

あなたを狙って近付いて来ています。

 

あなたは走って逃げます。

・・・

赤信号で止まります?

「明らかに車は来ていないから

 信号を無視して渡って逃げれるけど…

 しょうがない…ここで刺し殺されよう…」

になります!?

 

または逃げていて行き止まりになり

「ここの家の庭を通らせてもらえば

 逃げれそうだけど、それをすると不法侵入だな…

 しょうがない…ここで刺し殺されよう…」

になります!?

 

 

車の例えだとこうです。

あなたが橋の上を走行中に

橋が後ろから崩れ落ちていってます。

前車は居ません。

 

制限速度は50キロですが、

アクセル全開にすれば落ちなくて

済みそうです。

が・・・

「制限速度は守らないと・・・

 しょうがないここで落ちよう・・・」

になります!?

 

 

今回のツイッターの場合ですと

この例えでいけば、

そのような逃げ方をしたら

「信号無視はダメでしょ!?」

「不法侵入じゃん?」

と言っているわけです。

 

橋を全開で通過したら

「速度違反はダメでしょ!?」

と言っているわけです。

 

ハ ナ
ハ ナ
時系列で後にきた方に目がいくようですね

 

 

話を戻します。

と言うことはですよ?・・・

「どんな理由があっても煽り運転は…」は

時系列で煽り運転より後にくるものが無いから

こう言っている可能性もあります!

 

その場合は、言ってしまえば

内容はどうでもいいっぽいですね。

 

ところが今回の件は

時系列で煽り運転より後にくるものが出現しました。

 

「後にきた方を悪くしたい」ので

今度はながらスマホの方がが悪くなるわけです。

 

あれだけ

「どんな理由があっても煽り運転は…」と

言っていたのに簡単に手の平を返すわけです。

 

外国のことはわかりませんが、

どうやら一部の日本人には

「時系列で後にきた方を悪くしたい」という

習性?特性?があるようです。

 

今回は同じ「ながらスマホ」で比較していますからね。

絶対に間違いはありません。



まとめ

 

具体的に今回のことをどのように利用すれば、

ということはまだ思いつかないのですが、

運転を指導する立場の人は

この「時系列の法則」

頭の片隅に置いておいてもらえれば

何かのヒントになるのではないかと思いました。

 

運転を指導する立場と言っても必ずしも

職場で部下・後輩に指導するだけではなく

・お子さんに教える

・友達に教える

・兄弟に教える

なども指導です。

 

この「時系列で後にきた方を悪くしたい」は

何が問題かわかりますか?

逆に考えればすぐにわかります。

 

「何をしようと時系列で先にきている方は

 悪くない、または正当化する」

という考えを持つことが問題です。

 

ハ ナ
ハ ナ
大問題です・・・

 

本人さんがどこまで思っているかは

人それぞれだとは思いますが、

時系列で後にきた方「も」悪くしているぶんには

問題無いとは思いますが、

時系列で後にきた方「を」悪くしている

ということは、自動的に

時系列で先にきた方は軽くなっている、

下手をすれば無かったことになっている

ということになります。

 

いつも同じ例えになってしまいますが、

ノーウインカーで危険な割り込みをしたら

後車が煽ってきた!

 

これは割り込んだ方も悪いし、

煽った方も悪いんです。

両方悪いんです!

感情的な話ではありません。

どちらも道交法違反だからです。

 

これをいちいち時系列の法則で

「どんな理由があっても煽り運転は…」

などと言っているから

時系列で先にきた方は軽視されて

いつまで経っても良い交通社会にならないわけです。

 

ですから、先にも説明しましたが、

指導の際に具体的にどのように利用すべきかは

まだわりませんが、

「時系列の法則」を頭に入れておいていただければ、

部下や後輩、お子さんなどが間違った考え方に

染まるのを防ぐことができるのでは?と思います。

 

間違った考え方に染まるということは

今回の例えでいくと

「ノーウインカーぐらい大丈夫」

「ながらスマホぐらい大丈夫」

「悪いのは後に起きる煽り運転の方」

という思考になって道交法違反を軽視して

実践してしまうということです。

 

 

指導の際に具体的にどのように利用すべきかが

結局わかっていないので

最後が・・・

バシッとキマりませんでしたが…汗

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

秋キャンペーン開催中!
台数限定で大幅値引き!
今すぐ!!
↓ ↓ ↓


【関連記事】

「どんな理由があっても煽り運転は…」に物申す!

 

 

2件のコメント

  1. 簡単な話で、原因を作っている(煽られ運転をしている)人は煽られたいからしているのではなく無自覚、逆に煽り運転をしている人は「意図的に」煽り行為をやっているわけで、だからこそ「どんな理由があっても煽り運転は・・・」と言われているのでは?
    まあ中には意図的に煽られ運転をやる人もいますが、だったとしても煽り運転をしていい理由にはならないので、やっぱり同じです。

    原因を作っている側も悪いとならないのが気にいらないのでしょうが、「煽り運転に関してだけ」でいえば煽り運転をした人が悪いと言えます。
    どんなにひどいことをされたとしても、煽りさえしなければ「煽り運転の原因」にはならないですから。

    もちろん原因を作っている側もそれが道交法違反であれば罰せられるべきですが、それは煽り運転とは別問題ですね。

    1. kimu 様

      コメントありがとうございます。

      確かに「煽られたいからしている」のではなく無自覚ではありますね!
      ただ、ノーウインカーであれば、ノーウインカー自体は意図的です。
      この時点で複数人を殺す可能性もあることです。

      僕の考えとしては全てフラットです。
      「どんな理由があっても煽り運転は…」はもちろん正しいですし、
      「どんな理由があってもノーウインカーは…」と考えています。

      それと、今回のお話ではその「どんな理由があっても煽り運転は…」が
      簡単にひっくり返ったという所に驚きました(^^ゞ
      普段そう言っている人が「煽り運転よりもながらスマホが悪い」と
      言い出したのがポイントですね。
      この現象を頭に入れておけば指導の際に何か役に立つかなと思いました(^^ゞ

      今後ともよろしくお願いいたします。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA