その他 運転マナー

「しない」から「できない」わけではない!本当に上手い運転とは?

こんにちは

現役大型トラックドライバーのハナです。

 

みなさんの周りにも

勘違いしている車が居ませんか?

・すれ違いが難しいような狭い箇所でも

 ビューン!と速度を落とすことなく

 壁と対向車の間をスレスレで通過する車

・駐車場でも元気よく走っている車

・駐車場で高速バック駐車している車

 

 

初心者の方は注意してください!

そういう車を

「すごい!」

「上手い!!」

と思うかもしれません。

が・・・

 

そのような車は・・・

下手くその典型です。

 

今回はそのような車が

なぜ下手くその典型なのかを

以下の項目で解説します。

・最優先すべきことがわからない

・「上手い」と「下手」の勘違い

・承認欲求・自己顕示欲が強すぎる問題

 

これを読んでいただければ

一段上の上手い運転者になれます!



最優先すべきことがわからない

最も重要なことがこれです!

 

車を運転していて

最優先することは何ですか?

わかりますか?

わかりますよね?

 

そうです。

事故を起こさないことです。

ハ ナ
ハ ナ
これ以上に
優先することはありません!

 

駐車場内でけっこうな速度で

走行する・・・

 

いやいや・・・

車の陰からチビッコが

飛び出してくる可能性がありますよね?

周囲の駐車している車が、ろくに確認もせず

急発進する可能性がありますよね?

 

 

駐車場内でけっこうな速度で

走行するということは、

事故を起こす可能性が

高くなるということです

 

確かに事故を起こす可能性を

ゼロにはできないのが現実ですが、

自分の運転次第で事故を起こす可能性を

ゼロに近付けることはできるんです。

 

つまり、

駐車場などでも速度を控えない運転は、

安全よりも1分1秒を優先している運転

というこになります。

 

「上手い」と「下手」の勘違い

今回お話しているタイプの人達は

この勘違いをしています。

 

前進でも後退でも

狭いところでも

急カーブなところでも

速く走れることが上手い

と思っているわけです。

 

それはですね、少なくとも公道以外の

クローズドな場所での話なんですよね。

 

公道は一切走らない

という人にしか適用されません。

 

わかりやすいのがバック駐車です。

 

Aさんは毎回2回切り返しをしないと

駐車枠に綺麗に入れれませんが、

事故を起こしたことは無い。

 

Bさんは高速バック駐車で

一発でど真ん中に入れることができるが、

過去に高速バック駐車で

チビッコをひき殺している。

 

どちらが「上手い」と思いますか?

ハ ナ
ハ ナ
これがわからないなら
運転しない方がいいです…

 

また、プロの世界で多いのですが、

狭い所へバック駐車する際に

入れようと思えば1回で入れられる所でも

「安全を優先して」

1回切り返しをして入れたりします。

 

 

「1回で」とか「速く」とか「早く」できるのが

上手いと思ってしまいがちですが、

それよりも優先することがあるわけです。

最も大事なことはそこです!!

 

それを理解している運転の中での

「1回で」や「速く」になります。

 

ただし、どちらも上限はかなり限られてきます。

「1回で」は、

少しでも危ないと思えば2回になりますし、

「速く」は「安全な領域」での速くなので、

一般的な速くよりはかなり「遅い」はずです。

 

駐車に関しては、

僕は以前トレーラーの運転手をしていましたが、

トレーラーに乗りたてのときの

わかりやすい話があります。

 

普段と違う先輩に

教育してもらったときのことです。

狭い場所へバックで入れていくのですが、

 

僕「ここへ来たのは3回目ですが

  3回~4回切り返さないと入れれません汗

  ○○さんは普通に1回で入れてましたし、

  ダメな時でも切り返しは1回でした。」

 

先輩「まだ乗り始めたばっかだし、

   3回~4回切り返したら入るんやろ?

   別に切り返したらいいじゃん?」

 

僕「そうなんですけど・・・

  一発で入れれた方が・・・」

 

先輩「誰が一発で入れろ言うたん?

   ○○さんがそう言った?

   なんで一発で入れないといけないの?」

 

僕「いえいえ、そんなことは無いんですが、

  何度も切り返してると・・・」

 

ここで先輩の顔を見たら・・・

目が「スナイパーの目」になってました。

 

僕(こ…これ以上言ったら確実に殺される(゚Д゚;))

 

 

で・・・時は流れまして・・・

現在は僕も教育をすることがありますが、

先輩と同じことを言ってますよね(^^ゞ

 

つまり・・・

何を最優先するかが大事です!

カッコは二の次です。

 

もちろん練習すれば切り返しの回数も

少なくできます!

ここは個人のやる気次第です。

 

承認欲求・自己顕示欲が強すぎる問題

承認欲求というのは

・自分の存在を認めてほしい

・自分を評価してほしい

という誰もが持っているものです。

 

また、自己顕示欲とは

自分のことや、自分のしていることを

アピールするものです。

 

これらが強すぎると、最もわかりやすいのが

交差点でドリフトしたりするんですよね。

 

 

「見てくれ!俺様カッコイイだろ♪」

「ここまでギリギリを攻めれるゼ!」

みたいな・・・

 

実際に何度も見たことがあります。

おバカなんです。

こっちは別に見たくねえよ。

 

以上です(^^ゞ

なんとわかりやすい話なんでしょう(^^♪

 

 

これだけで終わると・・・

さすがにあれなんで・・・

たまにはプロらしく

一段階上の話をしたいと思います。

 

実はこれ・・・

「いわゆる安全運転」

している人の中にも居ます。

 

実際に・・・

学生時代からの友人に居ます汗汗

 

これはどういうことかと言うと、

けっこう厄介なのですが・・・

・俺の安全運転を見てくれ!

・褒めてくれ!

・すげえだろ!

ということです。

 

 

つまりこれは、

・ルールを守るためにルールを守っている

・他人から評価されたいから安全運転をしている

という、

根本がズレている思考です。

 

幼い子供のような感覚に近いと思います。

・お手伝いをする理由

 お母さんに褒めてもらいたいから

・悪いことはしない理由

 お母さんに怒られたくないから

そんな感じです。

 

・少しでもお母さんが楽になるはず

・誰かに迷惑をかけるから

という思考ではないわけです。

 

言うまでもありませんが、

交差点でドリフトするやつとは

天と地ほどの差があります。

 

しかし、

「普通に安全運転」出来ている人とも

差があるのが事実です。

 

まず、どうしてルールを守るのか?

命を守るためです。

ルールを守るために

ルールを守るんじゃないんです。

 

次に、

他人から評価されたいに関しては、

そもそも無理なんですよ。

絶対に無理。

なぜなら・・・

「普通に安全運転」出来ている車というのは

全く目立たないからです。

つまり、簡単に評価なんてしてもらえません。

 

「安全運転」(目立たない)と

「褒めてくれ!・スゲエと言ってくれ!」

対極に存在するものなので、

本当に安全運転をしていて、

スゲエと言ってくれ!は無理があるんです。

 

では、この矛盾を友人はどうしているか?

 

これに関しては特徴がありますが、

承認欲求や自己顕示欲が強い人は

「人と違うこと」をしたがります。

 

つまり・・・

・変な動き

・極端すぎること

をしたりします。

これが問題なんです・・・

 

が、これは理にかなってるんです。

普通に安全運転していても

誰にも気付いてもらえませんから。

もちろん安全運転ベースでです。

急ハンドルを切ったり、

急ブレーキを踏むようなことはありませんが。

 

これは何を意味しているかと言うと

「俺はこんな知識まであるんだぞ」

「ここまで気を遣えるんだぞ」

周囲にアピールしているわけです。

 

で、これが周囲からすると

けっこう邪魔だったりします。

 

みなさんの周りには居ませんか?

運転ではなくても、

仕事・趣味・スポーツなど。

自慢したい、アピールがすごい。

「お前どんだけ自信あるんだ?」

そんな人です。

 

アピールしてくる時点で「自分はデキる」と

思ってますからね。

言動も「上から」だったりしますし。

 

みなさんご存知だと思いますが、

自分でそう思っている人で

本当にデキる人なんて居ませんから・・・

そこからの成長はありませんしね・・・

 

ハ ナ
ハ ナ
完全に自分に
酔ってるんですよね…

 

僕は教習所の指導員さんに

何人か知り合いが居ますが、

「安全運転のプロ」と言えばこの人達です。

残念ながら・・・

トラックドライバーではありません苦笑

 

では、実際に指導員さんが

どのような運転をしているかと言うと

・・・いたって普通です!

恐ろしいぐらい普通です。

 

なんと表現したらいいんでしょうか・・・

プラス(足すこと)もマイナス(引くこと)も無い

「フラットな走りをする」

と言った感じですかね!

 

 

ハ ナ
ハ ナ
呼吸するかのごとく
安全運転をするわけです!

 

初めて助手席に乗せてもらったときには

感動したのを覚えています。

 

 

間違っても

「皆の衆!私の運転を見たまえ!」

なんてことはありませんからね。

 

むしろ、この人達こそ

そう思ってもいい身分の人達なわけですが、

やはりそういうレベルの人達は

そんなこと思わないんですよね(^^ゞ

 

 

僕としては友人を

良い方向に修正したいので、

何度か話をしましたが・・・

響かない・・・

恐ろしいぐらい響かない(:_;)

 

なぜなら・・・

自分に酔ってるから(:_;)

 

 

ルールを守るためではなく

命を守るためにルールを守りましょう!

 

助手席や周囲の人に

「俺すげえだろ♪」を目的にするのではなく

命を守るために安全運転をしましょう!

 

 

友人の事は僕の当面の課題ですね…涙



まとめ

いかがでしたか?

 

ハンドルを握る際には

何を最優先するべきかを考えましょう。

「事故を起こさないこと」

これが最優先することです。

 

「上手い」と「下手」を勘違いすると

悪い方へ悪い方へ行ってしまいます。

 

上手い人でも、安全を優先して

切り返すこともありますし、

いつ何が飛び出してくるかも

わからないような場所は

低速で走るのが当たり前です。

 

高速で走るには…おわかりですね?

アクセルを踏めばいいだけす。

 

ハ ナ
ハ ナ
そんなことは
誰でもできます・・・

 

だからと言って、

するかどうかは別の話です。

 

なぜなら・・・

最優先しなければならないことがあるからです。

 

承認欲求や自己顕示欲が強すぎると

「普通に安全運転」することは

難しくなります。

理由は安全運転は目立たない、

目立てないからです。

言わば「黒子」です。

 

それを無理矢理にも両立させようとすると、

周囲からすると迷惑と感じてしまうような

余計なことをする必要が出てきます。

 

せっかく安全運転できているのに・・・

もったいない・・・

 

「交差点でドリフト見せてやる!」は

論外ですし、

「私を褒め称えよ!!」

も目的がズレてます。

 

自分の命・他人の命を守るために

安全運転をしてください。

 

 

お互い安全運転レベルを上げていきましょうね!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。




【関連記事】

・逃げることを覚えよう!

危険な車に張り合うと・・・

「負け」です!!

・狭い所で駐車する方法

先手を打って切り返しを使います!

 

 

4件のコメント

  1. いつも、読み応えのある記事をありがとうございます。

    毎回、いろいろと考えさせられます。
    このブログ、ハンドルを握る者にとって必須ですね。
    特に、プロドライバー(輸送・運送業のみならず、会社で車を使う人は全て)は、
    繰り返し読むといいと思います。というか、必須。

    自己顕示欲は誰にでもありますし、満たされる気持ち良さを抑えることは
    無理だし不自然だと思うのです。
    そこで大切なのは優先順位を改めて思い知ることが大切だと思います。

    ①命は何よりも大切。
    ②時間は有限。
    ③エネルギー(運転者・同乗者の体力、車の消耗・燃費も)は有限。

    以上を考えると、
    ・安全で
    ・スムーズ(揺れが少なく、他の交通者にも優しい)で
    ・疲労が残らない(心拍数が上がらない、身体が緊張しない)
    運転ということになると思います。

    先急ぎで獲得したかに思える数秒・数分の時間も、
    人身事故・物損事故・煽り煽られトラブルを起こせば、数万倍の時間と
    労力がかかります。
    無理をせず安全に信号で止まることによる信号待ちの時間や、
    狭い道路での徐行、駐車時の切り返しの数秒・数分は、
    長い目で見れば、事故・トラブルを回避しています。
    身体的損傷(肉体・精神含め)、物的損傷を避けられますので、
    大げさに言えば寿命も伸び、財産も増えると思うのです。

    そうは言っても、あまりにも漠然としてしまうので、普段は、自分自身の
    我欲・自己顕示欲を利用して安全モチベーションを上げます。
    「(自分が尊敬するような)プロドライバーに褒められる」
    「(乗客・上司・同僚・家族・友人から)指名を受ける」
    ことで、内心のドヤ顔をしています。

    このところ、ほとんど外出していなかったのですが、
    先日娘たちを高校まで送迎した際に、
    「彼氏を選ぶとしたら、少なくともお父さんレベルの運転が出来なきゃ、かな(笑)」
    と車内で話しているのを聞いて、『ヨッシャー!』と思いました。

    というわけで、低レベルな欲望を使って高レベルな運転(安全で安心な)を
    継続するためにハナさんのブログを読み返しております。

    1. 今村喜兵衛 様

      いつもお世話になっております。
      コメントありがとうございます!

      名言が出ましたね!!
      「低レベルな欲望を使って高レベルな運転を維持する」
      これですね!なんとわかりやすい(^O^)/
      これは勉強になります!!

      そして、おっしゃるように大事なのは
      優先順位ですよね。
      しかし、わかりやすいですねえ・・・
      これをこのまま記事に貼りたいところです♪

      ただ問題が1つあります。
      今村様の運転レベルの彼氏さんが現れるかどうか・・・
      これは相当難しいと思いますよ(゚Д゚;)!?
      ある意味イジメです笑

      今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

  2. こんにちは。

    娘の彼氏うんぬんはともかく。

    やろうと思えば誰でも出来ることを、いつでも、淡々とやればいいのだと思います。
    手本があるといいですよね。
    気をつけて見ていると、路上にも大型トラックでも、バスでも、普通車でも、
    雰囲気が良い運転をしている車がいます。
    …ただ、変な雰囲気の運転の車にどうしても目が行ってしまいますが。(-_-;)

    1. おっしゃる通りだと思います!
      誰でもできることをいつでも淡々と・・・
      間違いありませんね!

      道路上には・・・
      色々存在しますよね苦笑

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